試験ばっかり
という事で無事に排気ガス試験の完了した2011 FORD F-150 RAPTOR 6.2L
お次は加速騒音試験です
2010年4月以降生産車より必要となってくるこの試験。
時速50km/hからの全開加速時の騒音を計測し、82db以下でないとダメな訳なんですが、
MT車の場合は3速固定ですがAT車の場合は当然Dレンジ。
つまりAT車の場合はキックダウンして回転が上がる為とっても不利な訳です。
正直なんとも理不尽極まりない内容の試験ではあるのですが、文句を言っててもナンバーが付く訳じゃ
ありませんので、サクサクとこなして行きます。
音を測るので雨が降ると出来ない試験なのですが、ギリギリなんとか路面状況も回復してくれて試験は実施。
ちなみに試験は撮影禁止の為画像ありません・・・・。
試験を依頼する機関などによって場所もマチマチでして、今までは近所のDRD(UDトラックス)の試験施設とか
でやってましたが、今回はつくばにある産業技術総合研究所のテストコースで行います。
通称”谷田部”を彷彿とさせるオーバルコースです。
とはいえ当時の”谷田部”から比べるとスケールが半分位ですが
普段は衝突実験とかをやってる施設みたいで色んな実験棟などがありました。
で、肝心の試験ですが・・・問題なく一発合格
結構行くまでは「落ちたらどうしよう・・・」と不安な気持ちがあったのですが無事に通過し一安心。
週明けには成績表が交付されて、やっと予備検査の事前審査が出せます。
H様、終わりが見えてきました
あと少しお待ちくださいませ~。
ちなみに、来週にはE様のタイタンの排気ガス試験&加速騒音試験の予定があり試験の日々です。
高年式車には必要なので致し方ないですね。
各種レポートなどの販売も致しておりますので、日本で通関される前にご相談くださいませ。
#通関後ではどうにもなりませんので。。。
コメント
1. ガレージが・・・
大型車3台に、その奥にも2台・・
広くなりましたね。
おいらのナビをいつお持ちしましょう・・・
2. re
お初です。
ブログ興味深く拝見しています。
加速騒音試験ですが、一部ヨーロッパ車(主にフェラーリ)が、明らかに日本の騒音規制を逸脱する音量を発生させているにもかかわらずナンバーが付くことに対して各方面からクレームが多数よせられたことから制定された、とも言われています。あくまで噂ですが。
(ご存知と思いますが、フェラーリは高速域でアクセル全開にするとサイレンサーを介さず排気するという信じられないような構造になってます)
ただしこれを含め、日本の自動車関連法律は(ほぼ)全てアメリカの顔色を伺って作られているので、たとえラプターのような車でもノーマルであれば落ちることはまずないと思われます。
アメリカ車メインで取り扱いのようですので、そういう意味では理不尽というよりもむしろ「有利」な試験といえなくもないかもしれません。
自分もマッスルカーが好きですので、今後もブログの更新を楽しみにしております。
3. Re:ガレージが・・・
>mogulさん
上手く留めれば7台入ります(笑)
7月くらいがいいですね(^^)
4. Re:re
>hajiさん
実はラプターでも一回落ちてるんです。
カマロやコルベットでも落ちてます。
ヨーロッパ車にはこの試験はかかってこないので(免除されます)いまだにフェラーリなどは野放しでOKです。
ただ、変なのはEUより直接輸入するとこの試験は免除されるのに、US経由で輸入すると必要になるというなんとも???な事です。
なのでUSからのポルシェやBMWは落ちてる車も多いですね。。。
まぁそれを通すのが仕事でもあるんですが(^^;;