実は同じ
お盆休み直前のドタバタがあり、お盆休み明けのドタバタがあり・・・・・で久しぶりの更新です![]()
という事でお盆休み前のドタバタからいくと・・・・
I様の2011 BMW M3 の通関。
通常は本牧埠頭出張所ですが、今回は違います。
この中にある特別通関部門へ出向きます。

めったに来る事は無い場所ですが・・・何故今回来たのかというと・・・・
今回のM3は引越し貨物としての通関になるのです![]()
よって通常とは通関の仕方が違うのでここになります。
提出する書類関係もいつもとは違い色々と用意が必要で、一番は引越ししてきたご本人が日本に到着
しないと通関が切れないという事もあり、帰国を待ってでの通関となりました。
正直普段と違うのであーだこーだと色々と待たされたりもありましたが、なんとか無事に通関は完了![]()
そしていつもの本牧の保税へ車両を引き取りに。
2011年モデルなので排気ガス試験や加速騒音試験などが控えてます。
そしてそれらの申請をしつつお次は某カーナビメーカーのお仕事で車両調査です。
各部計測などもあるので段々慣れてはいますがそれでも朝から晩まで丸一日かかります![]()
今月は三菱車の調査が多く、月末にもRVRの調査が予定されてます。
そしてお次はまたもや通関で税関へ出向きますが・・・今度もいつもと違い・・・・
たまに航空貨物で急ぎの物とかがあると成田へ取りに来たりもしますが、今回の急ぎの貨物は・・・
「車」
です![]()
少し前のブログでも書いたかと思いますが、少々お高い車を今回Air便で車を輸入してきました。
正直費用は船便の約10倍。
けど時は金なりで、一日でも早く必要という事から金額よりも時間を優先してでの対応です![]()
通関自体は特に問題はなくサクサクと切れて、保税も同じ成田の貨物地区なのでそのまま搬出です。

2009 RollsRoyce PHANTOM DROPHEAD
日本でも正規輸入されてますが流通量は超極端に少なく、今回流通量の多いUSからの輸入となりました。
ちなみに・・・RollsRoyceは並行輸入車であってもワールドワランティーが付いてますので保証が
残っている車両はそのまま継続で日本で受ける事が可能です![]()
当日の朝8時に日本に到着した便の貨物がその日の午後には搬出できるなんて、さすがAir便という感じですね。
Air便用のパレットに乗って移動されてきてまして、そのパレットから下ろす方法はこれしかないという事で・・・
ウチの事務所のある川越辺りでは軽く新築の一軒家が買える金額のお車ですが、それをフォークリフトで上げる
なんて、見てる方がヒヤヒヤします(笑)
無事に搬出された後、弊社まで搬入されてお盆休みとなりました![]()
そしてお盆休み中に排気ガス試験などの予約が完了したので、休み明けすぐにロールスロイスとM3を
立て続けに車両検査協会へ搬入。
この2台・・・・全くかけ離れているようで・・・実は同じ事がありまして・・・・ロールスロイスは現在BMWの傘下。
つまり制御系などはまんまBMW。
よってキーレスの音からシートベルト警告音、iドライブまで同じ![]()
エンジン型式なども7シリーズの一部車種と同じ型式ですしで偶然ではありますが、
重なる時は重なるもんだなと思う次第です。
どちらも排気ガス試験は無事にパス![]()
M3の方は本日、毎度のつくばの試験施設へ持ち込みます![]()
新型デュランゴが丁度試験やってました。
そしてM3の試験の順番となり・・・ブォォォォォォオオオンン![]()
ん?????
なんか出てはいけない数値が・・・・・![]()
もう一回・・・・・・・ブォォォォォォオオオンン![]()
あれ????![]()
![]()
![]()
試験担当者とも「EUの基準で作られててなんでだ???」
と少々審議。
けども現状の日本のこの加速騒音試験での基準測定方法からいくとやっぱりNGな数値。。。
この加速騒音試験はEUの車両でEUから輸入すると基本的には免除になります。
なのに・・・同じ生産工場で同じマフラーが付いているにも関わらず、US経由で輸入すると必要になるという
なんともトンチンカンな試験ではあるのですが、まさかの不合格![]()
担当者も色々と手は尽くしてくれたのですが、計測機はごまかせないので致し方ないところです。。。
よって再度出直しとなりました![]()
これも経験ですね。。。
1つ勉強させてもらいました。
次への糧に致します。
明日からも頑張って行きます![]()











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